文化の町倉敷には憲法9条がよく似合う〜倉敷9条の会

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がんばっています署名活動、皆さんご協力ありがとうございました。
倉敷9条の会では、偶数月の9日に倉敷駅前で署名活動を続けています。写真は6月9日の様子です。午後5時から6時までメンバー7名で拡声器を使用してのリレー・トークで「戦争だけはイヤ」「9条は世界の宝」と訴えました。
6月9日署名活動の様子 6月9日署名活動の様子
― 明治から昭和まで大日本帝国は10年ごとに戦争を繰り返し、特に第二次世界大戦を含む15年戦争では中国・朝鮮半島・東南アジア・アメリカ・ヨーロッパ諸国と多くの国の人々を犠牲にしてきました。「坂の上の雲」の再評価で日露戦争期の頃の青春群像を素晴らしいとする向きがありますが、当時の日本人に、東アジアは劣等国であるという意識が喧伝され、優等国が劣等国を支配するのは当然という意識が根底にあったと思われます。結果、この戦争は総力戦となり、数千万の人々の犠牲と破壊だけが残りました。この反省から日本国憲法とりわけ平和主義の憲法第9条を、日本国民は選択したのです。我々は思想信条は異なっても「平和主義の9条は大事」この一点で集まっている市民団体です。オバマ大統領がプラハで核兵器廃絶を訴えた事は高く評価出来ます。今の日本の保守政治家の中には、武力に対しては、武力で対抗せねばならぬと、核武装論まで言い出す始末で、過去の反省が生きていません。軍事同盟に頼らない機運が中南米で盛んです。各国が平和条約を結び、話し合いで解決する事を望んでいます。! ―
6月9日署名活動の様子 6月9日署名活動の様子 6月9日署名活動の様子 6月9日署名活動の様子
ZAKIさん「へんな改憲手続法」の歌を流しました。これは結構ウケました。― 国民投票法が安部政権の時に可決され、来年5月には施行が出来る事になっています。その過程ではインチキくさい事があっても、一度可決されてしまっては、法律として我々国民を縛る事になります。教育基本法も改悪され、教員免許更新の講習を決められた時間受けなければ、免許を取り上げられてしまう事になっています。教育レベル向上が謳われていますが、それであれば講習だけで充分です。免許剥奪は先生に対する脅しです。平和の大切さや、主権者としての国民の自覚など、子どもたちに正しい事を教える先生を講習不履行で追い詰め、辞めさせる事を狙っているとしか思えません。法律が出来れば2、3年して、忘れた頃に国民を縛ってくるのです。もし国民投票で憲法改正が問われても、このすばらしい憲法は一字一句変えてはなりません。人類の歴史の中で、多くの犠牲を払って、奇跡的に出来た憲法だからです。我々庶民にとって実にありがたい憲法です。国民主権、平和主義、基本的人権どれをとっても素晴らしいし、足す事も引く事も必要ありません。! 9月までには必ず衆議院選挙が行なわれます。同時に最高裁判所判事の国民審査があります。その時 竹内行夫 に×をつける運動があります。名づけて 竹内 行夫バッテン運動です。竹内行夫 は小泉政権の時に、憲法を無視し自衛隊をイラクに派兵させた、イラク特措法を先導した張本人の外務事務次官だった人物です。5月10日に倉敷9条の会で催した講演会にお招きした、名古屋高裁「自衛隊イラク派兵違憲判決」の池住 義憲 氏(自衛隊イラク派兵違憲訴訟原告団長)が強く推し進めようとしている運動です。皆さんも是非御協力ください。! ― 話始め署名を求めると、多くの高校生の皆さんが署名してくれました。駆け寄ってこられ、署名された方や「がんばって下さい」と励ましてくれた方もおられました。今回は多くの署名をいただきました。集計すると79筆でした。反戦・平和への思いは多くの方々が共有しているのだと確信した1時間でした。
藤本隆章さんの歌「9条」を最後に流し、石井さんの挨拶で終わりました。
6月9日署名活動の様子 6月9日署名活動の様子


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